根管治療のQ&A

根管治療

北九州市八幡西区亀山歯科・愛子矯正歯科で最も多い治療が根管治療であると言っても過言ではありません。当クリニックの根管治療の8割が患者様が以前他院で受けた根管治療の「やり直し」です。当クリニックでは特に短期間で終わる根管治療に力を入れています。

根管治療のQ&A

Q

根管治療とは?

A

抜髄と感染根管治療の2つがあります。

  • 抜髄
    虫歯が大きい時や歯冠の破折時などは歯髄(歯の神経)を取り、歯の中(根管)を消毒しなくてはなりません。
    抜髄
  • 感染根管治療
    虫歯により歯髄が感染した時や根尖病巣ができてしまった時などは歯の中(根管)を消毒しなくてはなりません。
    (歯の神経はすでに死んでいます)
    感染根管治療

Q

抜髄の流れを教えてください。

A

抜髄の流れを教えてください。
  • 虫歯が大きい時・歯冠の破折時などは、歯髄を取り、歯の中(根管)を消毒しなくてはなりません
  • 切削器具により虫歯の除去(麻酔下)
  • 手用器具を用いて丁寧に歯髄の除去
  • 根管長測定器により歯の根の長さの測定
  • 薬液による洗浄
  • 根管内に薬をいれ、仮の蓋をして数日おきます
    (きれいになるまでこの作業を数回繰り返します)
  • 消毒してきれいになった根管内にゴムのようなものを緊密に詰込みます
  • 適当な位置でカットし、仮の蓋をします
  • 確認のため、レントゲン写真を撮影して根管治療は終了します

Q

感染根管治療の流れを教えてください

A

感染根管治療の流れを教えてください
  • 切削器具により虫歯や被せ物の除去
    (基本的に麻酔は必要ありませんが急性症状が強い場合などは麻酔することもあります)
  • 手用器具を用いて感染歯髄の除去
    中から排膿する場合、開放して内圧を下げます
  • 根管長測定器により歯の根の長さの測定
  • 薬液による洗浄
  • 根管内にお薬をいれ、仮の蓋をして数日おきます
    (きれいになるまでこの作業を数回繰り返します)
  • 中がきれいになったらOK
  • 根管内にゴムのようなものを緊密に詰込みます
  • 適当な位置でカットし、仮の蓋をします
  • 確認のため、レントゲン写真を撮影して根管治療は終了します

Q

神経を抜くことで何かリスクはありますか?

A

神経を抜いた歯は、どうしてももろくなり、噛み合わせなどで負担がかかると折れてしまうことがあります。
また神経を抜くと、歯は変色してしまいます。できれば、神経を抜く状況まで虫歯を悪化させないことが大切です。

Q

神経を抜いたにもかかわらず痛みがあるのはどうして?

A

神経を抜いた歯は、通常であれば痛みを感じることはありません。にもかかわらず痛みがあるという場合には、神経や血管が取り除ききれておらずに、炎症を起こしている可能性などが考えられます。

Q

根の治療は、どれくらいの期間がかかりますか?

A

人によって症状はさまざまで、一概に期間をお伝えするのは難しいですが、基本的に根管治療には時間がかかります。
患者様、医師のお互いに根気のいる治療だとお考えください。ただし、根管治療は時間がかかっても確実に行うことが重要です。
はじめの治療が確実にできていなければ、再治療でまた時間や費用がかかってしまいます。どうぞ根気よく通院してください。

Q

根管治療をはじめてから痛くなるのはなぜ?

A

根管治療をはじめる段階では、歯の根の中には細菌がいっぱいいる状態になっています。
そこに治療のために薬を入れると、細菌が暴れだし、根管内の圧が上がるのです。
このとき痛みが生じることがありますが、治療が進めば治まってきますのでご安心ください。

Q

抜歯といわれた歯でも根管治療で残せますか?

A

症状にもよりますので必ずとはいえませんが、根管治療によって歯を残せる確率は大幅に上がります。
当クリニックに根管治療に来られる患者様のほとんどがこの質問をされるのですが、当クリニックでは他院で「抜歯」といわれてしまった患者様も、歯を残せるようになったという症例がたくさんあります。

Q

他院にて根管治療中ですが途中でもみてもらえますか?

A

もちろん可能です。かかりつけの医院で治療しているがなかなか症状に改善がみられない。もしくは痛みがとれない。
という理由で転院される方も多くいらっしゃいます。セカンドオピニオンとしてもご利用いただけますのでお気軽にご相談ください。

Q

歯の骨が溶け、膿が溜まっていると言われました。大丈夫?

A

骨が溶けるというと驚く方がいるかもしれませんが、歯の歯折やグラグラがなければ、感染根管治療で保存が可能です。
細菌が根管内に感染すると炎症(歯髄炎)を起こし、さらにそれを放置してしまうと、歯根からアゴの骨へと感染が拡大します(一時的に痛みがなくなります)。
その結果、骨が溶けて膿が溜まります。そのままにしておくと、骨が溶け、場合によってはアゴの神経まで感染が広がり、その影響は脳にまで及んで重篤な脳障害をもたらしたとの報告もあります。

Q

根管治療を何度繰り返しても痛みがとれないのはなぜ?

A

根管治療は、歯科治療の中でも難易度が高い治療の一つです。そのため再治療を繰り返すケースが多いのも事実です。
また、2回目以降の根管治療は、1回目よりも難易度が上がるので、さらに治療成功率が下がります。

Q

根管治療中、治療後は痛みますか?

A

治療中は局所麻酔をしているため、痛みはありません。
治療後は症状によって急性症状や痛みが出る場合があります(治療後1~2日)。
徐々に軽減していきますが、鎮痛剤を処方された方は早めに服用してください。

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